常磐ものを次の世代へ『おのざき鮮場やっちゃば平総本店』@いわきドライブ旅③
浜通り
こんにちは、トヨタレンタリース福島 ノンタです。
先週に引き続き、“いわきの台所”「おのざき」さんの魅力をお伝えしていきます!
前回の記事はこちら▶ お昼は『潮目食堂』で新鮮な魚を堪能あれ!@いわきドライブ旅②
◆創業100年のお魚屋さんがリニューアルオープン
「おのざき」さんは、1923年の創業以来、“いわきの台所”として100年を超え地元の方々に愛されてきたお魚屋さんです🐟🐡
私たちが訪れた「おのざき鮮場やっちゃば平総本店」は、今年4月にリニューアルオープンしたばかり✨
今回は、3代目社長の小野崎幸雄さんに売り場や商品の魅力をたっぷり案内していただきましたので、みなさんにおすすめ情報をお届けします😁
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正面の入り口から入って奥へ進んで行くと、まさにお魚屋さん!といった感じの「対面売り」のコーナーが。様々な種類の魚が丸魚(頭から尾まで揃っているもの)で並べられているので、「子どもたちが魚と触れ合えるでしょ」と社長さん。私自身、見慣れない光景にわくわくしちゃいました。でも、これどうやって食べるんだろう…?と心配になった方、安心してください。店員さんが食べ方や作り方を教えてくれるのも対面売りの良さなんです😉
ちなみに、開店時間の8時30分から新鮮で質のいい魚を求めて飲食店の人たちも集まりますので、商品が揃っているところを狙うなら開店時間がおすすめだそうです。
また、年末年始におすすめの商品も教えていただきました!
この季節に食べたくなるのが”カニ“🦀
カニや魚卵などの価格は昨年並みで高めとのことですが、「全国から品質の確かなものを集めているので、福島県内ではうちでしか買えないものも多いですよ」と。大切な人への贈り物や特別なときの御馳走はいいものを用意したい…そんな思いに応えてくれるお店で買いたいですね!
贈り物にぴったりなセット商品もありますよ~🎁
◆ひと味違う?!“常磐もの”を食べてみて
いわきを訪れたら、是非とも味わっていただきたいのが“常磐もの”です。
アクアマリンふくしまの展示や「潮目食堂」で出てきた“潮目(しおめ)”という言葉、これが関係してくるのですが…🤔
黒潮(暖流)と親潮(寒流)があるのはご存知でしょうか?親潮はプランクトンが多く含まれており、黒潮に乗ってやってきた魚はそれを食べて大きくなります。その親潮と黒潮がぶつかる潮目の海がいわきの海なのです。そこで獲れた質のいい魚を常磐ものと呼んでいます。
また、常磐ものを買いたい方に目印にしていただきたいのが、こちらのマークです👇商品にシールが貼ってありますので、探してみてくださいね。
そして、ご紹介したマークは、いわきで獲れた魚介というだけでなく、食卓まで美味しく届けるための設備や技術など、水産関係者の様々な努力をブランド化したもので、それが認められた商品に付けられています。
~参考~いわき常磐もの公式サイト
◆昔ながらの味から新商品まで!おのざきオリジナル商品が大人気
「おのざき」さんは、4代目小野崎雄一さんが中心となって、常磐ものを使った新しい加工品の開発にも力を入れています。
「金曜日の煮凝り」は、ひらめ・あんこう・赤えい・鯛などの“常磐もの”をジュレ状に閉じ込めた人気商品で、熱々のご飯にかけて食べるのは言わずもがな絶品ですが、パスタと合わせても美味しくいただけるとか🍝セット売りもあるので、贈り物にもおすすめです。
食べたことのないお魚にチャレンジしたい方にはこちら!「常磐ものからあげ赤えい」。赤えいは、大きすぎることや加工のしづらさから網にかかっても捨ててしまっていたそうです。しかし、からあげにすると、ぷりぷりした食感・ジューシーでとっても美味しく食べられるんです。こちらの商品は、冷凍のまま揚げるだけで、ご自宅で簡単に揚げたてが食べられるところもうれしいですね。
これまたあまり食べられてこなかった魚“カナガシラ”を使った「南インド風カナガシラのココナツカレー」。
こちらは、4代目小野崎雄一さんが、本格インドカレー屋でのバイト経験も生かして、カナガシラの美味しさを最大限引き出したカレーが缶になった商品です。次なるカレー缶も開発中とのことで、どんな魚がカレーになるのか楽しみですね😊
ブログチームのイチオシは、日本ギフト大賞も受賞されている「厚揚げソフトかまぼこ」!2011年の東日本大震災で製造工場が津波の被害を受けた中、こちらの商品は少量ながらも作り続けてきたそうです。ふわっとやわらかな食感と、まろやかな甘味が美味しい~。まずはそのまま、次に醤油を付けていただきましたが、ぱくぱく食べれちゃうのでアレンジ分が残らないっ(笑)「おのざきオンラインストア」にアレンジレシピが載っていますので、皆様ぜひお試しください。
◆いつ来ても選ぶのが楽しい!新鮮!豊富!な“お刺身”
店内のショーケースには様々なお刺身が並んでいます。その日のおすすめの魚が楽しめる1皿!
とっても美味しそ~😊新鮮なお刺身を色々と選んで買えるのは嬉しいですよね。
よく見るとパックに何か書いてあります。お子さんと、このお魚なあに?なんて会話をしながら食べるのもいいかも♪
鮮魚のお刺身だけではなく、手作りにこだわったお弁当やお惣菜もあります!地元の方の生活の中にあるお店なんだなぁ…。
◆いわき伝統~大迫力のかつおの火山ショー
さてさて、先週ご紹介した「潮目食堂」さんで頂いた「かつおの火山定食」は臭みがまったくなく香りもよくてとっても美味しかったのですが、「おのざき」さんでは実演を見ることができるんです!(※冬季はかつおの水揚げ量が少ないため開催されない場合があります)「かつおの火山(ひやま)」とはかつおの藁焼きのことで、いわきでは昔からそう呼ばれてきたそうです。
3代目社長・小野崎幸雄さんのお話の中で、何度も出てきた言葉が「常磐もの」と「子どもたち」でした。常磐ものを武器に、子どもたちに魚を身近に感じてもらいたい、そんな想いが至る所に感じられるお店です。いわきを訪れた際には、是非とも寄ってみてくださいね。
≪アクセス≫
~おのざき鮮場やっちゃば平総本店~
住所:福島県いわき市平正内町80-1
電話番号: 0246-23-4174
定休日: 月1日(水曜日)/ 元日
営業時間 :平店 8:30~19:00
潮目食堂:10:30~15:00(14:30LO)
駐車場 :あり
おのざきさんは、当社・いわき平店すぐそば、車で10分もかかりません🚗
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