ふくしまワンデイドライブ

夏に急増するトラブル!突然のゲリラ豪雨、冠水した道路が招く危険!

日常

◆ゲリラ豪雨は増えている!

こんにちは、トヨタレンタリース福島 サトウです。
近年各地で多発する短時間に狭い範囲に強く降る「局地的大雨(ゲリラ豪雨)」 「〇〇地方でゲリラ豪雨が発生した」というニュースよく耳にするようになりました。とくに、地表と上空の気温差が大きく、天気が不安定になりがちな7月から8月にかけて発生しやすい傾向があり、突発的に発生することから事前予測が難しい現象の一つです。

参考:tenki.jp

ゲリラ豪雨から身を守るためには、天気の急変に備え、最新の気象情報を確認することが大切です。出かける前には天気予報をチェックし、警報や注意報が発表されていないか確認することをおすすめします。外出先でも常に最新の天気予報をチェックするように心がけ、ゲリラ豪雨への対策を行いましょう。天気予報で「大気の状態が不安定」、「急な雨に注意」、「雷」といったキーワードを耳にしたら注意です。

○最新天気予報のWebサイト
「ゲリラ豪雨ch.(ウェザーニュース)」

「降水ナウキャスト(気象庁)」

◆冠水リスクの高いアンダーパスや高架下には要注意!

また、これからの時期に急増するトラブルとして、台風やゲリラ豪雨による「道路の冠水被害」があげられ、その代表的な例がアンダーパスです。

「アンダーパス」とは、線路や道路などの下を通過するために周辺の地面よりも低くなっている道路のことです。形状的にも水が流れ込みやすく、コンクリートやアスファルトで覆われているため、ひとたび豪雨に襲われると排水能力が追い付かず、一気に冠水してしまいます。
福島県内にも多くのアンダーパスが存在していますが、アンダーパスは踏切や渋滞を避けることができる便利な道である一方、台風やゲリラ豪雨などの大雨の際に冠水し、自動車の水没が原因とみられる死者も出てしまう危険性も併せ持っています。

急激に水位の上がるアンダーパスにおいては、水没により、エンジンやマフラーへの浸水で、エンジンが停止。想像以上の浸水により、水圧でドアの開閉が困難に。電気系統への浸水により、感電の危険性UPします!

■福島県冠水危険ケ所

◆どんな備えや行動が大切か

もしクルマを運転中に、道路が冠水してしまったらどのようなことに気をつけたらいいか、クルマや自分の身を守るための注意点を紹介します。

万一、クルマが水没してしまった場合には落ち着いて、下記のように行動してください。
Point① 慌てずクルマを止め、エンジンを停止。※一度水没したクルマは、故障や火災の原因となるため、水が引いてもエンジンを再始動させないようにしてください。

Point②【自力で脱出ができる場合】水深を測りながら、ゆっくり車外に出て、来た道を歩いて戻る。

Point③【水圧でドアの開閉ができない場合】緊急脱出用ハンマーを使用し、クルマ側面のガラスを割って脱出。

Point④【脱出用ハンマーがない場合】車内外の水位差が小さくなったタイミングで力を込めて、足で一気にドアを蹴り開け脱出。

Point⑤車両は、水が引くまで放置し、ロードサービスや販売店などに救援依頼を要請。

■参考:くらしのキケン

冠水リスクの高いアンダーパスには、写真のような「冠水情報表示板」や「水深路面標示」が設置されている場所があります。

■写真:参考記事:JAF

大雨や河川増水などの際は、早めの非難を心掛け、命を守る意味でも、冠水路や冠水リスクのある道路への侵入を避け、引き返す、もしくは、迂回するようにしてください。

これから本格的に始まる夏休みやお盆休みには旅行や帰省などで長距離移動される方も多い事と思います。突発的なトラブルも、事前に知っておくことで回避できることもあります。今一度、見直してみませんか。


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