ふくしまワンデイドライブ

駅直結がうれしい!福島が誇る地酒とご当地グルメを堪能できるお店「食と地酒 もりっしゅ」@美を醸すふくしま

中通り

◆味よし!コスパよし!立地よし!エキナカに福島の美味が大集結~

こんにちは、トヨタレンタリース福島 サトウです。
気温急降下で一気に秋の行楽シーズンが到来しました!四季折々の魅力がある福島県、なかでも秋の紅葉シーズンは全国からたくさんの方が訪れます。県内各地では、見頃を迎えている箇所もありますが、まだまだ楽しめるスポットが沢山あります🍁「福島県内紅葉情報:tenki」

ちなみに…旅行の楽しみと言えば、観光地を巡ることはもちろんですが、その土地の名物料理や珍しい食べ物などご当地グルメを堪能するのは、旅行の楽しみの一つでもありますよね♪

今回は、そんなグルメな旅を叶えるべく、“まるっとふくしま”がテーマの「食と地酒 もりっしゅ」さんをご紹介します。

お店は郡山駅の2階、新幹線中央改札口を抜けてまっすぐのところにあります。大きなご当地グルメの看板が目印✧駅直結なので観光客や出張客からも人気が高く、新幹線や電車の待ち時間に利用する方も多いんですよ。

「時間がなくてご当地グルメを食べ逃した」「新幹線のちょっとした待ち時間に美味しいものを食べたい」何より「福島県内各所のお酒を堪能したい」という方にはかなりオススメ!!それでは中に入ってみましょう。

◆大人カジュアルな雰囲気でお一人さまでも入りやすい落ち着いた店内

清潔感とおしゃれ感のある明るい店内。広々としていて、カウンター席と大きなテーブル席が完備されているので、大人数でも入ることが出来ます。一人利用も多く、女性でも気兼ねなく入れる雰囲気です。

壁一面に描かれているのは福島県が一目でわかるMAP。広~い福島県。こうしてあらためて見ていると、それぞれに特徴的な文化や風土が満載。お料理を待つ間に見てるとワクワク感が増してきます。

入って右手には、バーカウンターのような造りの席。もりっしゅさんは、郡山市で明治39年創業の酒問屋が運営しているので、大きな冷蔵庫にはふくしまのお酒がずらり。福島清酒ファンにはたまらない光景です♪

◆地産地消にこだわったメニュー

さっそくメニューを見てみると、福島県を訪れたらぜひ味わってほしい馬刺しやソースカツ、円盤餃子、おつまみメニューには、地元で親しまれている珍味やソウルフードまであり、その種類の多さと、お手頃な価格に驚きます!

中でも私がおすすめしたいのは、この発酵おつまみの数々。ブログでも以前、からだに良いとされる福島県の発酵食についてご紹介しましたが、福島県は「浜通り」「中通り」「会津地方」という気候や地形が異なる3つの地域に分けられ、それぞれの気候に応じた多様な発酵菌が息づき、地域ごとにバラエティ豊かな発酵食品を楽しむことができます。代表的な「にしんの山椒漬け」「いかにんじん」「紅葉漬け」などなど、こちらのお店にくればほとんど食べられます。

日本を代表する酒処、福島県の日本酒は約60種類あるそう!クラフトビールや地ワイン、地焼酎などもあり、グラス1杯から気軽に楽しめます。

「地酒呑みくらべおつまみセット」はお好きな地酒を3種類と、日替わりで3品のおつまみがついたお得なセット!各地酒の違いを愉しんでほしいなぁ…。

それぞれメニューには写真と説明文も書いてあり分かりやすい。ここで紹介したのは、ほんの一部。まだまだ未知なるメニューがありますよ。

◆ご当地グルメはもちろん!発酵おつまみ×日本酒のペアリングを楽しむ

さて、ここで実食!会津の名物「ソースカツ丼」。ほっかほかのご飯にキャベツを敷き、カツをソースで絡めたボリューム満点の丼は、一口食べると、サクサクの衣とジューシーな豚肉の旨味が口いっぱいに広がります。 甘辛いソースとシャキシャキのキャベツがご飯と絶妙に合い、箸が止まりません。

福島と言えば、ソウルフードの「円盤餃子」。皮の食感や餡のバランスが、それぞれ店ごとに違っているのですが、もりっしゅさんの餃子は、皮が厚めでもっちり。そしてお野菜多めの餡でとっても美味しかったです。

ずっと気になっていた「只見ジンギスカン定食」。マトン羊肉は只見町では昔から食べられていた地元のソウルフード。ジュージュー♬と音を立て、熱々の鉄板にのせられたマトンはくせがなく、ほんのり甘めなタレの味付けで食べやすかった!力がつきそう~💪

「発酵おつまみ×日本酒のペアリング」を気軽に楽しむなら、福島県の発酵食の王道「いかにんじん」「鰊の山椒漬け」「あぶくまの紅葉漬」が一口程度づつ楽しめる「つまみの三種盛り」と「ドライフルーツの酒粕漬け」がオススメ。見た目は地味…かもしれませんが、福島の発酵文化を丸ごと体験できます。

老舗漬物店「みそ漬処 香の蔵」さんの大人気のクリームチーズとドライフルーツとの相性は抜群!クリームチーズには、生酛造りで有名な二本松市の大七酒造さんの酒粕を使用しているそう。
濃厚なチーズの舌ざわりと、後からしっかりと香る味噌の風味にお酒がすすみます。もちろん、ワインとのペアリングにもピッタリです。

◆根強いファンが多い、もりっしゅさんのカツカレー

私も大好き!シンプルで奥深い味わいの「カツカレー」。見た目はいたってシンプルですが、一口食べて思わず「美味しい!」と口から出てしまったほど。サクサクのカツも、これまた美味しい~♪地元グルメというわけではありませんが、実はワインとの相性もいいんですよ❤ぜひお試しあれ。

◆気に入った商品は直営店「地酒の森へ」GO

お店のスタッフのみなさんも、対応が良くてとっても好印象。お料理の提供が早く、列車の待ち時間に利用するにはとっても便利です。気に入ったおつまみは店内にも若干ありますが、郡山駅の1階には、もりっしゅさんの直営店「地酒の森」があり、地酒はもちろん、福島県の特産品がバラエティー豊かに揃い、自分用やお土産用に買って帰ることもできます。新幹線の出発までちょっと時間があるときに、是非立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

福島に来たら郡山駅「もりっしゅ」で地元の雰囲気を感じながら、お気に入りを見つけてくださいね。

◆ふくしまの日本酒 その特徴は?

今回は、福島県の発酵ということで、“日本酒の神様”こと福島県酒造組合の特別顧問、鈴木賢二先生に、ふくしまの日本酒についてうかがいました🍶

東北では最も蔵数の多い福島県。そのふくしまの日本酒の特徴は、ずばり「芳醇・淡麗・旨口」です。「芳醇」とは果実様の香りがあるということ。これには福島県オリジナル吟醸酵母である「うつくしま夢酵母」そして「うつくしま煌酵母」によって醸されることにより生じます。「淡麗」な味わいは、低温で長期間発酵させるという「吟醸造り」を行うことで、キメ細かな軽快でキレイな味わいを実現します。
旨口」とは、しっかりした麹を造ることにより、原料米本来の旨味と甘味により、酒本来の味わいが楽しめます。そして、福島県は米どころ、原料米として福島県初のオリジナル酒造好適米「夢の香」(ゆめのかおり)や「福乃香」(ふくのか)などにより、より個性豊かで上品な味わいが楽しめます。そして、福島県の水や気候。福島県の水は全体的に軟水です。これにより柔らかい味わいをもったお酒が多いのが特徴です。そして適度に冷涼な気候、特に冬場の寒さが高級酒造りにちょうど良い環境となっています。そして、極めつけは蔵人達の「技」です。

福島県は古くから蔵人の人材育成に努めています。平成4年に開講された「福島県職業能力開発校清酒アカデミー校」により、たくさんの杜氏を輩出しており、今もその伝統が続いております。
ふくしまの「米・水・気候・技」が生んだ「ふくしまの日本酒」、ぜひともお試しください
福島県酒造組合 特別顧問 福島県日本酒アドバイザー 鈴木賢二

【もりっしゅ】

郡山市燧田195 JR郡山駅2F
営業時間:11:00~20:30(ラストオーダー20:00)
定休日:年3回(エスパルHPでご確認ください)
TEL:024-933-5105
席数:テーブル席:36席 カウンター席:6席


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