和菓子好きの私がハマりにハマった!注目度急上昇中!「くわどら」@石川町
中通り
◆何度も足を運びたくなる和菓子店
こんにちは、トヨタレンタリース福島 サトウです。
今回は、石川町にある創業明治20年の老舗和菓子店『くわざわ』さんをご紹介します!
くわざわさんとの出会いは、私自身、和菓子が好き❤︎特に”あんこ”には目がなく、偶然Instagramで『くわざわ』さんのどら焼きを見つけ「食べてみたい!!」と、さっそくお店に伺ったことがきっかけです🚘💨
ひと口食べたところ「これは!」とその美味しさに感動😍それからは、その和菓子を買うためだけに石川町へ足しげく通っています。
石川町は福島県の中通り南部、阿武隈川や里山の風景から、豊かな自然に包まれた穏やかな町の雰囲気が魅力です。また、人口約1万5千人が暮らす小さな町に4つもの個性的な温泉郷があることでも知られています。全国的にも有名な母畑温泉「八幡屋」さんなど、昔から石川の街を支える大切なお店も数多く「くわざわ」さんもその一つ。地域の人達から愛され、現在は五代目店主が頑張っています。
◆こだわりの自家製あんで作る色とりどりの和菓子
扉をあけると、優しい笑顔の五代目店主・桑沢和典さんと奥様のおりえさんが迎えてくれました。屋号紋をあしらった暖簾に歴史を感じます。
落ち着いた佇まいの店内には、中央に置かれたカウウンターに季節限定の和菓子が並び、ショーケースの中では、先代から受け継いできた名物の茶まんじゅうをはじめ、どら焼きなどの定番の和菓子の数々。
季節替わりを合わせると約20種の和菓子が並ぶそうです。見ているだけで楽しくなってきます♪
この時期とくに人気なのが、朝つきたての柔らかいお餅で新鮮ないちごを丸ごと包んだ「いちご大福」🍓いちごとともにパクっと頬張ると、なめらかな白あんの甘みと酸味が絶妙なバランスで溶け合います。
くわざわさんの人気の秘密は、何と言っても”あんこ”のおいしさ!お話をうかがうと、地元の小豆を使ってあんこを作っているそう🫘ちなみに小豆からこしあんを作る作業を製餡(せいあん)と言い,石川郡内で製餡して”あんこ”を炊いているのは、くわざわさんだけなんだとか!それぞれの菓子に合わせて硬さや糖度を変えるなど、昔ながらの製法にこだわり、丁寧に作られたあんこは、程よい甘さとなめらかな舌触りで、どこか懐かしさを感じるおいしさです。
じつは、焼きドーナツなど洋菓子も楽しめ、和も洋もどっちも好き!という方には嬉しいですね!日持ちするお菓子なら手土産や贈り物にも最適です。
◆和菓子のなかのイチオシ!「くわどら」
みなさんの好きな和菓子は何ですか?ある調査で日本人の好きな和菓子ベスト3では、「大福」、「団子」、「どら焼き」の順番でした。私も和菓子の中では身近な「どら焼き」が大好きで、よくお土産にも選んでいます。どら焼きの魅力は、生地とあんこのバランス. そのシンプルながらも奥深い味わいにあります。そんな私が見つけたのが、こちらの『くわどら』です🥰
「和匠桑沢」と焼き印が押された一口サイズの可愛いどら焼き。ふっくらとした生地に瑞々しい粒あんと、中沢乳業の最高級生クリームを贅沢にサンド。見た目も味も抜群の『くわどら』✨口にした瞬間に上品な甘さが口いっぱいに広がります。
その美味しさに驚かされ、思わず「美味しい〜〜!」たまらなく幸せな気持ちに💕
このサイズ感がまたいいんです。一個食べ終えると、もう1個食べたくなるんだよなぁ。くわどらって、なんでこんなに美味しいのだろう…と。(笑)
◆SNSで発信される美しい上生菓子が話題
くわざわさんを語る上で、もうひとつ外すことのできないお菓子があります。それは、上生菓子の煉切(ねりきり)。いつものおやつにぴったりのおまんじゅうやどら焼きもいいのですが、練り切りは鮮やかな色使いや繊細なデザインに、ついつい心を奪われます。
五代目のお話~「上生菓子にも力を入れてます。最近、上生菓子作ってる和菓子屋さんは少ないんですが、和菓子って日本文化のひとつだと思ってまして、それを生業にしてるものとして、少しでもその文化を広めることができたらなぁ✨と密かに思ってます。大げさですが…。
上生菓子なんて普通に生きていたら出会わない人のほうが多いと思うんです、そこをちょっと変えることができたらと思い、古く先人たちから伝わる意匠に加えて、今どきっぽい意匠の上生菓子(クリスマスとかハロウィンとか)も作ってます」⛄️🎄🎃
デザインやカラフルな配色は、和菓子を食べ慣れない子どもたちでも楽しめるように、工夫されているそうです。
一足先に季節を感じられる上生菓子。特別な日や、大切な方へのおもてなし菓子としてもおすすめしたいです。
◆本日、和菓子日和です。
お米もお酒もラーメンも最高に美味しくて、ここ天国か?って勘違いするような温泉宿もある福島県はまさに福の島。ぜひ足を運んでいただきたいです。そのなかでも稀にいらっしゃる「ときどきあんこ食べないと生きてけない」って方のために、われわれ和菓子屋がせっせとあんこを炊いて、上生菓子をこさえておりますので、へんぴなところですが、ご来店いただけたら幸いでございます。
本日、和菓子日和です。
五代目店主 桑沢和典
◆編集後記~
今回の取材で新たな発見!カステラが絶品なんです!五代目のお母さま、桑沢政子さんのおもてなしをうけて初めていただきました。(実はお店を訪れるたびに、お母さまとの会話も心和むひととき🍵)
石川町のお隣、中島村の水野谷鶏卵店さんの黒鶏の卵を使った生地は、ふっくらとした食感とコクのある風味で、一度食べたら忘れられない味。こちらもハマりそう♪
食べるとなぜか元気になれる!それが、わたしにとっては”くわどら”なのです。今回の取材でさらに和菓子が大好きになりました。くわざわさん、これからもどうぞよろしくお願いします。
普段和菓子に興味がない人でも、ぜひ、お気に入りの和菓子を探しに訪れてみませんか♪行きつけにしたくなること間違いなしです!
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その日販売される商品の情報は素敵な写真とともにお店のInstagramにアップされています。5代目のコメントも要チェックです😉
※売り切れ必須の和菓子も多く、事前予約がおすすめです。
PLACE
~くわざわ~
住所:福島県石川郡石川町双里字神主20-1
TEL:0247-26-2851
営業時間/AM8:00~PM18:30
定休日/水曜日(祝祭日以外)
駐車場:6台
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