30人超の「花嫁行列」は圧巻!〜会津田島祗園祭~南会津ドライブ旅②
会津
こんにちは、トヨタレンタリース福島 タカハシです。
いきなりですが、「日本三大祗園祭」をご存知ですか?
「祗園祭」と聞けば、京都の夏を代表する八坂神社の祭礼をまず思い出す方は多いでしょう。残りの2つは福岡県博多の「博多祇園山笠」、そして福島県会津の「会津田島祇園祭」なんです!
毎年7月22~24日の3日間(雨天決行)に開催される「会津田島祇園祭」は、シャンギリと呼ばれる田島祇園囃子が鳴り響く、地域に根付いた800年近い伝統の祭です。
愛らしい姿を見せる「子供歌舞伎」や、40人近い花嫁姿で練り歩く「七行器(ななほかい)行列」「大屋台運行」「神輿渡御」そしてクライマックスである神楽の奉納と、見どころもたくさんあります。
◆優雅に、そして粛々と行われる「七行器行列」
今回は早朝に始まる「七行器行列(花嫁行列)」を一度は見てみたい!ということで南会津までドライブ旅をしてきました🚗✨
田出宇賀神社と熊野神社の祭典であり、七行器行列の最終地点としてこの熊野神社に花嫁たちが集結します。
行列を一目見ようとたくさんの観光客が既に陣取っていました。
梅雨時期でこの日も雨予報でしたが、見事に快晴☀
花嫁行列はもう始まっていました。先頭へと急いで行きたいですが、すごい人💦なかなか前へ進めません。
県内外からのたくさんの観光客が年に一度のお祭りを楽しみに来ているのです。
人の波をかきわけて、ようやく花嫁さんたちの列へ。
思わず、みんなキレイ…!と声が出てしまいました。涼しい顔で粛々と歩いていますがこの日は本当に真夏日。着物を着ていることを考えると相当暑かったと思います。
今年は30名超の花嫁衣装を身にまとった女性たちが街中を練り歩きました。
実はこの行列、未婚の女性しか参加できません。独身女性のみなさん、来年ぜひ挑戦してみませんか?一生の記念になること間違いなしですよ🌠
後ろ姿も凛としています。神事の厳かな緊張感が漂っていますが、時折やさしく微笑んでくれる花嫁さんは心を和ませてくれました…♡
「七行器行列」は花嫁姿、袴姿の氏子らが当番のお党屋本から神前へお供え物を献上するものです。
7つの行器(ほかい)は、どぶろくの入った酒樽3つ、赤飯行器3つ、魚台1つです。今年の当番お党屋は本町上側お党屋組でした。
今回撮影に協力していただいた地域おこし協力隊のさいこさんです。
「長い歴史のある田島祇園祭。その祇園祭の中で最も重要な神事である七行器行列に花嫁として参加できたことは私の一生の思い出になりました。 当日は雨予報でしたが行列中は大快晴。何やら神秘的なパワーを感じたので来年は本当の花嫁になれるような気がします。祇園祭、本当に楽しかったです!」
こちらは普段のさいこさん(右)着物を着るとイメージがからりと変わりますね。
この日の花嫁さんはみんなモデルでもあり、たくさんのカメラマンからあらゆる場所でポーズのリクエストをもらっては撮影されていました。
子供たちも!暑いけどがんばれ☆
最後にみんなで記念撮影。
七行器行列は別名「日本一の花嫁行列」とも言われています。
◆祇園祭の期間じゃなくても祭りを体感できる「会津田島祇園会館」
田島祗園祭は毎年7月の3日間しか行われません。会津田島祗園会館では期間中に足を運ぶことのできなかった方のために、子供歌舞伎を演じる大屋台と豪華絢爛な七行器行列など、年間を通して体験できる展示館となっています。
大屋台は時間の都合で見ることができなかったのでこちらで見学をしたのですが、リアルな大屋台を目の前に圧倒されっぱなしでした。
また、会館内には郷土料理レストランもあり、会津の四季の郷土料理をバイキング形式で手軽に楽しむこともできます。
地元産古代米の黒米、おいしそう。会津田島の伝統も食も、ここでまるっと知ることができるなんて魅力的🎶
こんなかわいいキーホルダーも販売していました。
会津田島祗園祭は、毎年7月22~24日の3日間と決まっています。
ぜひ来年の予定を合わせて南会津へドライブしてみてはいかがでしょうか。大勢の花嫁行列は一見の価値ありですよ👸
【会津田島祗園会館】
住所:福島県南会津郡南会津町田島字大坪30-1
電話:0241-62-5557
開館時間 9:00~16:30
入館料:大人500円、子供300円
定休日:12~3月の火曜日、年末年始
http://gionkaikan.biz-web.jp/
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