ふくしまワンデイドライブ

【発酵×ドライブ】ふくしまワンデイドライブチームが見つけたおいしい甘酒6選@美を醸すふくしま

中通り日常

◆甘酒のパワーってスゴイんです!

こんにちは、トヨタレンタリース福島 サトウです。

近年、アミノ酸やビタミンB群などを含み、「美と健康に良い」「飲む点滴」と言われ、栄養価の高さから再注目されている『甘酒』。コロナ禍を経て、自身の健康意識は大いに高まったことから、甘酒を習慣的に飲むことで、健康状態の改善に取り組む人が増加しているといいます。

身体にとっても良い!といわれる甘酒ですが、「甘酒の味が苦手…」「あまりにも種類が多く、その違いが分かりにくいので何を選んだらよいのか…」など日々の生活に取り入れたいけど迷っている人が多いのではないでしょうか。

私たちが発酵の取材を通して、甘酒の栄養や得られる効果についても大分理解してきたところで、福島県内にはどのような甘酒があるのか?どういった違いがあるのか?甘酒の魅力を再発見するため、ブログチームと社内スタッフで「甘酒飲み比べに挑戦しました!」まずは自分好みの甘酒を探してみたいと思います!

◆飲み比べレポート~自分に合った甘酒はこれだ!

今回、福島県内各地から選んだ甘酒がこちら!
はじめましての甘酒もあり、なんだかワクワクドキドキです!

私たちがオススメする甘酒選びのいちばんのポイントは…「糀とお米」を発酵させて作られた『糀甘酒』にしました。甘酒には「酒粕から作るもの」と「糀から作るもの」の2種類あるのですがこれは原料の違いです。甘酒という言葉が入っていますが、糀甘酒ならアルコール不使用、且つ、今回選んだ甘酒は食品添加物や砂糖も使っていないので、子どもから年配の方まで安心して選んでいただけます。

こうして選んでみると、昔ながらのオーソドックスなタイプから、原材料に黒米を使用したもの、フルーツなどで香味づけした個性派まで、味わいも見た目もさまざま!

参加したのは、甘酒が苦手な人から日常的によく飲む人まで男女10名。商品名を伏せ飲み比べを行っていきます。どんな感想が聞けるのか…?楽しみです。

◆No.1甘酒に輝いたのは…★

さて、投票の結果、飲み比べで一番人気だったのは…「名郷糀店」さん(本宮市)の福島県の高級米『福、笑い』を使った甘酒です!

感想は…「シンプルで美味しい」「ストレートの甘酒でこれだけ美味しいのは初めてかも」「上品な甘さが甘酒好きの私にはとても好みの味」「ちょうどよい甘さ加減」「甘みや旨み、風味がしっかりあって、全部のバランスが良く飲みやすい」甘酒があまり得意でないスタッフからも「これが一番飲みやすい!」という声が多数上がりました。糀のおいしさを存分に味わえる逸品だと思います。ただ、粒感はあるので粒感OKな方に。とにかく飲んで、その美味しさを実感してほしい、ストレートで飲むなら断然オススメおすすめの甘酒です☆

名郷糀店さんの甘酒の美味しさのヒミツは◆名郷糀店さんの取材記事をチェック☑


■名郷糀店HP

◆ブログチームが見つけた福島県内のおいしい甘酒6選

ここからは、飲み比べで選んだ甘酒のご紹介。私たちもそれぞれ好みが分かれましたが、定番甘酒から男性スタッフにも好評だった変わり甘酒まで、甘酒が苦手な方でも飲みやすく、どれも美味しい甘酒ばかりなので、読者のみなさんが「甘酒にチャレンジしてみたい!」「自分が飲みたい甘酒を見つけるヒント」になれば嬉しいです。

◆糀和田屋~本宮市

取材でもお世話になった「糀和田屋」さん。
私たちは福島県産の(桃)を使用した甘酒をチョイス。コップに注ぐとほんのりと桃の香り、やさしいくフルーティーな味わいは、桃ジュースのような感覚でサラリと飲めます。ほかにもりんごやいちごなど県産果物を使ったものがたくさんあるので、小さいお子さんでも美味しく楽しめます。甘酒が苦手な方はフルーツ甘酒から試すものがおすすめ。160mlの飲みきりサイズなのと、ストロー付のパウチなので、朝食のおともや休憩中のドリンクにも最適です。(粒感はありません)

取材記事はこちらをcheck✅

*写真:糀和田屋
■糀和田屋HP

◆矢澤酒造店~東白川郡矢祭町

江戸時代から続く銘酒「南郷」を醸造する「矢澤酒造店」さんが作る『こんるり』。矢祭町のブルーベリーを使用した甘酒です。実はこちらの甘酒は、郡山市の人気和食店丸新さんでいただいたのが知るきっかけに。上品でしっかりとした甘味のあまざけに、ポリフェノールが豊富に含まれるブルーベリーが加わって、芳醇でクセのないさっぱりとした味わいです。糀がたっぷり、食後のデザート感覚で楽しめます。 レモン汁を一滴加えると、さらに美味しさが増しますよ。(粒感は若干あり)

*写真:ふくしまほんものの旅
■矢澤酒造店HP

◆やまさ味噌こうじ店~西白河郡矢吹町

ここからは、ちょっと変わった甘酒をご紹介。
一軒目は、矢吹町「やまさ味噌こうじ店」さんの『珈琲甘酒』。同町内の人気珈琲店「SUN’S COFFEE」さんとのコラボ甘酒になります。以前から話題になっていたのでずっと気になっていましたが、しばらく品切れが続いていた人気の甘酒なんです。今回は、やまさ味噌こうじ店さんのご厚意で、店頭に並ぶ前に出来立てほやほやを譲っていただきました!本当にありがとうございます。その甘酒はというと…米とコーヒーを一緒に発酵させ、よりコーヒーの香りが楽しめるように工夫されたこだわりの甘酒。飲み比べでも男性の支持が圧倒的でした!感想は…「甘酒は飲んだことがないが、ほのかに香るコーヒーがとても美味しい」「身体に良くて美味しいし、珈琲も好きだからこれなら毎日続けて飲めそう」「甘酒って美味しい」など、嬉しい感想が多く、探した私たちもとっても嬉しかったです。こちらの甘酒は、入荷するとすぐに売り切れてしまう人気の甘酒なので、購入前にお店に問い合わせることをおすすめします。(粒感若干あり)


■写真:SUN’S COFFEE
■やまさ味噌こうじ店HP

◆山口こうじ店~白河市

創業150年の老舗麹屋「山口こうじ店」さんがつくる新感覚甘酒は、飲むというより粘度が高く、言わば『食べるコーヒー甘酒』です。コーヒーは白河市の自家焙煎所「ラヴェンナ」さんの監修。使用するコーヒー豆も、試行錯誤し甘酒に最も適したコロンビア、グアテマラ、パプアニューギニア、ブラジルの4か国の豆をブレンド、コーヒーを抽出しながら発酵させるというお話に驚きました。そのこだわりの甘酒の感想ですが…「甘酒感がなく、コーヒーデザートみたいで美味しい」「甘酒特有のつぶつぶ感が口に残るけど、コーヒーの風味とほのかな苦味が合わさって、おいしくてくせになりそう」「はじめましての甘酒がこれなら、先入観がなく飲める」など、こちらも大好評でした。お店の方からは、「そのまま飲むのがもちろん定番ですが、飲む以外にアイスクリームなどにかけて大人な味わいを楽しむのもお勧めです」とのこと。次回はぜひ試してみたい!

『プレミアム甘酒』として、ノーマルタイプの甘酒のほかに、ずんだ・かぼちゃ・さつまいも・くりといった珍しい甘酒も多数あります。おしゃれな瓶に入っていて高級感があるので、手土産にもよ喜ばれそうです!(粒感はしっかりあり)

■写真:山口こうじ店
■山口こうじ店HP

◆驚きの発見!ブログチームのお気に入り☆☆

「何もかもが初めましての驚き!」と、私たちがその美味しさに感動した、田村市滝根町「福福堂」さんの『黒米甘酒』。自家栽培(無農薬無化学肥料)の黒米とお米で作った濃縮タイプの甘酒です。黒米は有機認証JASを取得しています。見た目も淡いピンク色。そのまま飲むと、とろっとした口当たりと、本当に糀とお米だけの甘さなのか?と疑うほど、とっても甘くて衝撃を受けました。毎日甘酒を飲んでいるブログメンバーも、黒米甘酒を牛乳や豆乳で割って飲んでみるとココアのような甘さに変わり、私好みの味になったと大絶賛!黒米のつぶつぶが小豆のような甘さで上品なおいしさです☆濃縮タイプなので、好きな甘さに調節して楽しんでくださいね。飲む以外にも糖度が高いので、ジャムの代わりやお菓子作りなどにもおすすめだそう。ぜひ作ってみたいと思います。

■写真:福福堂

やさしい甘みがほっこりと口中を満たしてくれます。米のつぶつぶ感がしっかり残って美味しい~❤

福福堂さんの黒米甘酒は、第3回にいがた6次化大賞の100産品入賞、世界に通用する究極のお土産100選東北版入賞、2014年飲料部門においてふくしまおいしい大賞優秀賞をなど、数々の受賞している逸品です。

■福福堂HP

◆編集後記~

私が最近はまっているのは「甘酒」です。と言えるほど、ブログ取材を通して出会った県内の甘酒の数々。美しい山があり、きれいな水があり、おいしいお米がある。福島県は酒蔵が多いので、必然的にこうじ店も多くあることを聞いたことはありましたが、ここまでバラエティーに富んで、たくさんの甘酒が作られていることに驚きました。どれもとっても美味しかった!

ほとんどの醸造元は地域課題に取り組み、甘酒づくりをされています。糀は日本人の元気の源です。糀でつくる、おいしい甘酒の魅力をもっと知ってほしい!その思いでひとつひとつ選んでいきました。ぜひこの機会に、甘酒生活を始めてみてはいかがでしょうか。今回取材にご協力くださった醸造元のみなさま、ありがとうございました。これからも福島県の発酵文化がより多くの方に知ってもらえるよう、応援していきたいと思います。


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