祝・只見線!郷土写真家星賢孝さんと巡る絶景ドライブ旅②今話題の奥会津へ来て!
会津
こんにちは、トヨタレンタリース福島 サトウです。
「11年ぶりに再開通し連日多くの観光客で賑わう只見線!」
こうした嬉しいニュースが続いています😃今まさに沿線の紅葉が見頃となり、撮影ポイントでは、絶景を待ちわびた多くの写真愛好家がカメラを構え、撮影を楽しんでいるそう。本当に良かったですね!
■写真:星賢孝
♦星さんと巡る奥会津の旅はまだまだ続く!奇跡の復旧を遂げたあの場所へ
私たちワンデイドライブチームと、郷土写真家星賢孝さんと巡る絶景旅、初日後半戦を引続きご紹介します。前回までの記事はこちら▶星賢孝さんと巡る絶景旅①
■情報:「鉄道チャンネル」
さっそく星さんと向かったのは、新潟・福島豪雨で只見川の増水・氾濫により只見線不通区間となっていた「第5只見川橋梁」へ。場所は会津川口~本名駅間にあり、只見川に架かる全長193.28 mの橋梁です。
■写真:金山町 ※復旧前の被害状況は見ての通り、手前の路盤が崩れ橋桁の一部が流出しました。
ちょうどこの日は、全線再開通に向け会津川口(金山町)~只見(只見町)駅間での試運転が始まっていたこともあり、ビュースポットには全国から情報を聞きつけた鉄道ファンが集まっていました。ここでも星さんは記念撮影を求められるほどの人気者☆
復旧後の姿は…あれほど無惨な姿だったことが想像できないほど、立派な橋になってる😆
さらにここでも水鏡に映る美しい鉄橋を望めました。
列車を待つ間も「どんな写真が撮れるかな..」そんなワクワク感もこのカメラの楽しみ方のひとつだそう。(菅野さん談)
「おぉ来た~!」
無事に通過オーライ👏
11年の長い年月を経てよみがえる第5只見川橋梁。只見線復旧の軌跡を目の前で見届けた感動の瞬間でした🚃✧
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橋梁脇の展望台へ移動し、リアルな角度からの撮影もできました。(※こちらへ撮影スポットは民家の裏側にある為、立ち入る際は必ず一声かけてからで。マナーは守りましょうね。)
背後にある山々や集落が入り、まったく違った景観美を楽しめます!
(※第5只見川橋梁は道路沿いから撮影できると人気のスポットですが、近くの駐車スペースが限られ、交通量も多いため、十分な注意が必要です)
♦日本の原風景を撮る「風来沢橋梁」
本数の少ない只見線と景色をからめて撮るため、ここからは少し急いでスポットを回りました..
向かったのは、会津川口駅~本名駅との間にある「風来沢橋梁」。里山が広がり、初めてなのにどこか懐かしく、日本の原風景と言った感じがすごく良いです。
(※撮影スポット:金山町多目的体育施設 御神楽館の駐車場より)
「列車が来るよ~」
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赤屋根の民家と只見線の列車が一緒に写ることで、さらに雰囲気がある一枚が撮れました。飽くことなく何時でも眺め続けていたい風景です..
♦時が止まったかのようなレトロな雰囲気「本名駅」
次に向かったのは、休止区間となっていた会津川口~只見間の最初の駅になる「本名駅」。小さな集落の中にある無人駅です。
かつて列車が通っていたことすら分からなくなるくらい鉄路の上は雑草が生い茂り、時が止まったかのよう。
ホームにある駅名標。このレトロ感がたまらない。
数ヶ月もすればこの駅にも人が降り立つ。星さんと一緒にホームに立っているだけで胸が高鳴ります..
駅舎の隣には一本の桜の木が育っていました。春にこの駅に訪れたなら、どれほど美しいだろうなぁ。
♦新たな撮影スポットとして注目「第7只見川橋梁」
会津横田駅と会津大塩駅のほぼ中間に位置する「四季彩橋」。この橋が残ってくれたおかげで、只見川左岸の大塩、滝沢といった集落が孤立せずに済んだことから”只見側両岸の生命線”と言われているそう。そしてこの橋から望むのは…只見川に架かる「第7只見川橋梁」。第7只見川橋梁は鉄橋本体ごと崩落してしまい、以前とは違う姿で新設された橋梁です。「間もなく列車が来ますよ~早く~💦」
すでに四季彩橋には鉄道ファンが集り、カメラを構えていました。
周辺の田んぼ越しに 、只見線が走る姿を眺められる絶好の撮影ポイント。
星さんのアドバイスを受けながら、タイミングを逃さずシャッターを切りました!
新しい橋脚と橋梁を望む景観は、 新たな命が吹き込まれた感じがします…
こんな穏やかな流れの川が牙をむくとは。被害の大きさに何とも言えないものを感じます…復旧に時間がかかるのも納得です。
■写真:金山町 ※復旧前の被害状況 鉄橋本体ごと崩落
※車は橋の北側に駐車できるスペースがあります。マナーを守って楽しんで下さいね。
ここから終点只見駅を目指します!
♦壮大なスケールが魅力「叶津川橋梁」
第7只見川橋梁から車で約20分ぐらいで只見町に入りました!向かったのは、会津蒲生駅(只見町)~只見駅間にある「叶津川橋梁」。田子倉ダム建設のための専用鉄道として敷設された全長372mの橋梁です。
人気のビューポイントは、「叶津番所(かのうづばんしょ)戦国時代から続いた会津と越後を結ぶ八十里越の関所」を目印にすると分かりやすいです。
そこから約130m先の高台がビューポイント。少し滑りやすいので足元に気を付けて下さいね。
右奥に見える極端に尖った岩山は、登山家 田部井淳子さんが「会津のマッターホルン」と呼んだことで一躍その名を知られるようになった「蒲生岳(がもうだけ 828m)」。日本じゃないみたいです!
ここからの絶景は..ゆるやかなカーブを描いて集落を貫く橋梁の姿。この曲線美は見事ですね。
「列車が来た!」凄い至近距離で通り過ぎていきます!
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まるで鉄道ジオラマのような景色を楽しめました。
ビュースポットとして解放してありますが、特に駐車場は設けてありません。あくまでも私有地ですので、マナーは守って下さいね。
♦只見線のかえりを待ちわびる「只見駅」
車で走ること約5分、只見線不通区間の最終地点「只見駅」に到着です!
11年ぶりの全線再開通..その時を待つ只見駅。おだやかな時間が流れていました。
「列車が来た~♪」試運転とはいえ、数十年ぶりに駅のホームに到着した列車の姿に、家族で訪れていた方も、とても嬉しそう!記念撮影にも快く承諾してくれました。
長閑な眺めが気持ちいい~。
ホームの向こう側には、全線再開を祝う農家の人たち。あれっ、よく見ると「案山子(かかし)たち」ですね。
駅のホームはきれいな草花が、訪れる人の心を和ませてくれました。
駅舎には、売店兼観光案内所もあり、おみやげ物は売店に多数揃っていて、また付近のリーフレットも木製のラックにしっかりと整えられて置かれています。
小さな駅ですが、しっかり、丁寧に管理されていることがわかります。
只見線オリジナルのお菓子やグッズがかわいい❤
気になったココア味のお菓子「枕木バー」ずっと只見線を支え続けている枕木への敬意をこめて作られたれたそう。只見線の旅のおやつにもピッタリですね。
アウトドアブランドで有名な「mont-bell(モンベル)と只見のコラボTシャツ」もありました!”只見町といえば”というイラストが盛り沢山描かれています。「欲しい!!」
現在の只見駅周辺は、開通したばかりに加えて紅葉時期ということもあり、観光客も増えていて、町はかなりの賑わいだそうです。嬉しい悲鳴ですね..
また新たに整備された駐車場や、ショップも出来ていたりと利便性も向上しています。ドライブ中の休憩スポットとしてもおすすめです。
♦言葉を失うほどの絶景!「大志俯瞰(尻吹峠)」
初日のラストは、只見川沿いの「大志集落(おおししゅうらく)」を俯瞰する撮影スポット「尻吹峠」に連れて行ってもらいました!
福島県公式イメージポスター「来て。」でこの景色を見て、ずっとどこからの眺めなのか、行ってみたい!と思っていたので、念願叶って大興奮!!
ここから見る大志集落は、鮮やかな赤や青の屋根と只見川、その背後にある山々の景観が「まるでスイスのようだ」とも言われ、只見線撮影スポットを代表する絶景です。
この景色は一生忘れることはないだろうなぁ..それほどに美しかった。
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撮影スポットですが、あまりアクセスのよい場所ではありません。そのぶん、ここからの眺望は抜群です!車でアクセスする方は「かねやまスキー場方面」から遠回りして向かうのが賢明です。カーブの続く未舗装の悪路のため、運転には十二分に注意して下さい。
♦特別な癒し「奥会津時間」
只見線は列車を撮って楽しむ人にとっても絶好の撮影スポット。
アクセスは決して良いとは言えない奥会津ですが、時間を忘れさせる大自然や、列車とのどかな風景は、都会では感じることができない癒しになること間違いなし。奥会津でゆったりとした時間を過ごしてみるのはいかがでしょうか。
この素晴らしい風景の中の只見線を撮ることができるようになったのも、地元の方々はじめ関係者のご努力には頭が下がります。いつまでも残ってほしい唯一無二の路線!応援しています!
写真を良ーく見ると..大志集落を中心に只見川が❤❤に..
「あいせき列車只見線~小出で恋して会津を愛して~」をご覧くださいね❤今すぐに奥会津へ行きたくなるはず..
♦次回の奥会津のドライブ旅は
星賢孝さんと巡る絶景ドライブ旅(初日)はレンタカーで約8時間のコースです。今回の取材は夏でしたが、どのスポットも、四季折々の表情で皆さんを楽しませてくれるはず。まだまだ続く奥会津のドライブ旅、次回は、地元の温泉やグルメなどをご紹介します!ぜひ、お付き合いくださいね。
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