会津・喜多方オリジナルの工芸品&絵付け体験「木之本漆器店」~「新型ライズ」で行く喜多方ドライブ旅⑥
会津
このたびの新型コロナウイルス感染症に罹患された皆さま、感染拡大により生活に影響を受けられた皆さまに、謹んでお見舞い申し上げます。
本記事は緊急事態宣言発令前の取材となります。あらかじめご了承ください。(取材日時2020年2月6日)
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◆会津・喜多方の風土を生かしたオリジナル工芸品店
こんにちは、トヨタレンタリース福島 サトウです。
今回は、漆器・桐の粉人形など、会津・喜多方の風土を生かし、オリジナル工芸品を製造販売している「木之本漆器店」さんをご紹介します。
喜多方ドライブ旅PART1でもご紹介↓
▶ラーメン、喜多方牛、ピーナツ、そして絶景!「新型ライズ」で行く喜多方ドライブ旅①
◆女性職人がつくり出す、桐のこ人形とは?
かつてはおよそ400人の漆塗り職人がいたという喜多方市。
明治創業の「木之本漆器店」さんでは職人さんは全員女性。1階では、職人にさんによる美しい漆器や手描きの蒔絵が施されたガラス細工などが数多く並んでいます。
その中でもひときわ心をつかまれたのが「桐の粉人形」の数々。
桐の粉人形は喜多方の風土を生かし、桐の木片にラーメン粉粘土を練り込み、手びねりして作成したもので、木之本漆器店さんのオリジナル商品です。
表情豊かで愛らしいく、造り手の思いが宿っているよう…
今にも動き出しそうな人形の数々。
2階には入場無料の「桐のこ人形館」が常設されています。自由に見学できるので、観光客にも人気です。
部屋いっぱいに、ネコやネズミなど500体以上の愛らしくもリアリティのある人形たちが迎えてくれます。
はじめて見る桐のこの人形たちに、ついつい夢中になって眺めてしまいました。
◆伝統工芸美 蒔絵体験・オリジナル桐の粉人形絵付け体験
木之本漆器店さんでは、事前予約があれば喜多方で約400年以上も継承され、漆器に彩を添える伝統的技法の蒔絵体験や、桐のこ人形に絵付け体験が出来ます。私たちもさっそく体験させてもらうことにしました。
せっかくなので、蒔絵は普段使いできるようお箸に。他にも菓子皿、小箱、手鏡などあり、約15種類のなかから選べます。
”蒔絵”は、細い筆を使い漆で文様を描いていきます。
こんな風に繊細で素敵に描いてみたいなぁ…
お店のスタッフさんが丁寧に教えてくれるので、難しい文様にもチャレンジしてみることに。
蒔絵用のデザイン画を参考にしながら、慎重に図柄を描いていきました。
文様が書き終えたら、少し乾かし、金や銀の色粉を蒔き付けて最後は綿でなじませます。約1時間で完成です。
楽しむと言うより、真剣勝負している気分かも…出来上がりは思いのほか上品に出来たので、特別なときに使いたいと思います。
”桐のこ人形”は、今年の干支にちなんでねずみを選びました🐭
2個セットなので、おそろいの絵柄にしたりお友達にプレゼントしたりもできますよ~。
生地がザラザラしていて少し描きにくいですが、慣れれば大丈夫!別の色を重ねるときは乾いてから、が鉄則です。
また、間違えてしまっても、その部分を削ればやり直しできちゃうんです。
時間があまりなくシンプルになってしまいましたが、かわいくできて大満足です♪
喜多方でのドライブ旅の思い出に、蒔絵&オリジナル桐のこ人形絵付け体験はいかがですか?
私は毎年挑戦して十二支揃えたくなってしまいました♡
◆猫の桐の粉人形がお出迎え 2019年オープン「カフェテラスわさび」
体験教室が終わったら漆器店に隣接した「カフェテラス わさび」さんでひと休み。こちら木之本漆器店さんのカフェになっていて、テラス席ではペットと一緒に過ごすこともできます。テイクアウトメニューもあるそうなので、これから桜の咲く季節にはぴったりです。入口にはケースに入った可愛い猫の桐の粉人形(お店の飼い猫わさびちゃん)がお出迎えしてくれますよ。
【木之本漆器店】
http://www.aizu-kinomoto.com/
住所:福島県喜多方市字天満前8859
電話番号:0241-23-1611
営業時間 9:00~18:00
定休日:年中無休
駐車場:あり
※蒔絵体験 1,200円~3,000円(小物により変わります)
※桐のこ人形体験 1,200円(お好きな干支2個セット)
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